走る趣味はございません

自転車とらじおと

ラジオが好きです。
小学生の頃…たしか高学年くらいからラジオを聴き始めました。
中学生くらいになるとよくラジオ番組にハガキ投稿をしていて、
番組内で読まれた時はとても嬉しかったものです。
送信手段が今のようにEメールではなく郵便メールだけの時代です。
DSC00696.jpg

大人になった今では熱心にラジオを聴くことも減りましたが、
それでも未だ毎週タイマー録音して聴いている番組はあります。
また、近年はラジオ機器がなくてもインターネット経由のリアルタイム配信で聴けるradikoサービスがあるため
以前よりは少し聴く機会が復活してきました。

radiko.jpg

一人で自転車ツーリングをしている時にもスマホのスピーカーからラジオを流したいのですが街中では他者にとって耳障りでしょう。
旅行気分のロングライドで人里離れた場所を延々走り続けている時に限りハンドルに装着したスマホからradiko経由で流すことがあります。
ラジオは熊が出没する山深い地域でも活躍します。
念のため言っておきますがイヤホンは使用していません。

でも、バッテリー容量の小さいスマホを使っていることもあり、
radikoの聴取だとスマホのバッテリー消費が激しいです。
それにネットサービスなので電話機が圏外になるところでは聴けません。
やはりラジオを聴くなら昔ながらの実機です。
ポケットラジオなら丸一日ラジオを流していても電池が切れることはありません。

この際だからドロップハンドルのエンド部分を活用して小型スピーカーを左右に仕込む・・・というアホなことも考えましたが、
凝ったことをやりだすと手軽さがなくなるので今回はパスします。
そもそもハンドルパイプの中で左右スピーカーが打ち消しあって実用的になるのか分かりませんけど。

今回はお手軽に装備したかっただけなので、
ミノウラのスマホホルダーに装着可能なサイズのラジオを探してみました。
DSC00698_20160919231214659.jpg

薄い物を求めて調達したのがこちら。
SONY ICR-9
DSC00687.jpg

概要
●1978年発表
●Made In Japan
●AMチューナー
●電池LR44×2
●実測 縦110×横63.4×厚9.2

男子たる者、機械を入手したら分解しろ(笑)
というわけで、中身はこんな感じです。
部品が高密度で納まっていますね。
ほとんど隙間はありません。
DSC00680.jpg
プリントパターンのオリジナルは手書きでハンダ付けはすべて手作業と思われます。
まだそういう時代の製品のようです。

反対側の部品面も見たかったのですが華奢な配線材が切れそうだったのでやめました。
さわらぬ神になんとやら。

ボディはアルミのため頑丈さも持ち合わせています。
スマホホルダーにクランプさせるのが目的なので良い条件が揃っている機種だと思います。

このラジオをスマホホルダーに装着すれば設置計画は完了するのですが、
ラジオ機本体にゴムシートを張り付けてスマホホルダーにがっちりホールド出来るようにした方がよさそうです。
きょうびゴムシートの貼り付けよりも適当なスマホケースを買った方が手っ取り早く美しいです
今回、薄いラジオを選定したのはケースを付けて厚みが増えることを視野に入れていたためです。

スマホのラインアップを片っ端から調べ上げてこのラジオと横幅&厚みが近い機種を探しました。
ケースの前方は機能操作のため切り取るので縦サイズは考慮しません。
手持ちにあった物や追加購入した物など試したのは写真の通り5種類。
DSC00798.jpg

iPhone6のケースが厚みは足りないけど横方向の装着感がよかったので、
とりあえず妥協的選択でiPhone6のケースを採用することにしました。

ケースの前方を切り取ってスマホホルダーに装着。
ラジオをスマホケースに入れても薄すぎたためケースの裏面にはスポンジ板を張り付けました。

横向きの設置を前提にする場合は落下防止策はあまり考えなくてもよさそうです。
スマホホルダーを横向きに付けて激しく車体を揺らすダンシングをすると膝にぶつかるか心配がありましたが、
私のジオメトリーでは全く問題ありませんでした。
もし少しでも膝に干渉することがあればステムに取り付けるのはやめたと思います。
トップチューブバッグを使った時に膝にぶつかるのが絶望的なストレスを感じる人ですので。
DSC00818.jpg

そんなわけで、ラジオの搭載は完了。
さっそくラジオをかけて走ってみました。
何コレ、超楽しい!
ノンビリ長時間ヒルクライムコースでも疲れを忘れることが出来ます。
ラジオが好きな人はぜひやってみてください。

ただ、ボリューム最大でも時速25km/hくらいを超えると走行風で聞こえません。
このままだと山岳地帯ライドでしか使えないので、
ゲインの高いアンプを自作して巨大スピーカーを仕込めないか?と考え始めたり(笑)
人里離れた地域でしか使うつもりはないので。

自転車にこういうものを装備したくなる自分は、
ロードバイクよりもランドナーやスポルティーフといったツーリング向け自転車の方が向いているのではないか?とたまに思ったりします。



設置方法についてもう少しだけ小話

私はサイコン照射ライトを設置しているのでそれと干渉しないようにホルダーの中心を少しずらしています。
DSC00704.jpg

ミノウラのクランプ(スペースマウント)は現行品だと1孔が標準で特注品に2孔が存在します。
廃版製品は3穴です。
ミノウラの公式サイトの説明
comparizon-3types.jpg

今回使用したクランプは廃版の3穴タイプです。
ホルダー本体との合体ボルトは真ん中以外に固定することで中心をずらしています。
DSC00671.jpg

この3孔クランプは、ハンドルアクセサリーホルダー(SGS-300M)に付いていた物です。
3孔クランプが廃版になっている2015年に購入したのですが付属していたクランプはなぜか3孔でした。
大手通販ショップで購入したので長年の店舗在庫ではないと思います。
もしかしたら3孔クランプは完全な廃版ということではなく、
単体商品ではない形式としては未だに生産しているということでしょうか?謎です。

ただし、どういうわけか真ん中以外の穴は、
ネジ山が切ってあるにも関わらずボルトを挿入しても最初の2山くらいしか入りませんでした。
M5の0.5mmの特殊ピッチ?と思いきや別にそうでもありません。
これがメーカー仕様なのか、私の手持ちがたまたまそういう不良品なのかは不明です。
この写真は作業前の状態です。
どう見てもネジ山なんですがボルトはまず回りません。

仕方なく自分でタップを切り直しました。
切削屑が出たので粗いネジ山だったということでしょう。
DSC00682.jpg

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  1. 2016/09/25(日) 21:42:37|
  2. カスタム・メンテ
  3. | コメント:0

REXON ボール盤の修理

真夏の猛暑の昼下がり、
我が家の小型ボール盤(REXON DP2250R)が木工作業中に動かなくなりました。
ホールソーで巨大な半円穴を開けまくっていた高負荷作業の最中です。
真夏ということもあり限界を超えた酷使状況だったのでしょう。
DSC00614.jpg

とりあえず販売元の東洋アソシエイツに問い合わせてみて、
修理対応の場合は大よそ幾らかかるか伺ってみると5000~10000円という返答です。
おそらく基本的なメンテナンスや消耗品交換で完了する場合は5000円程度で、
心臓部のモーター交換を伴うと10000円になると想像します。
更に往復送料や支払手数料がかかります。
結構な額になりそうなので自力で修理する道を選びます。

動作不良の原因で真っ先に疑うのはモーターのカーボンブラシの摩耗です。
今回はこれが原因ではないことはなんとなく分かっていたのですが、
とりあえず分解してモーターを取り出してみます。
モーターを摘出したら横にあるプラスドライバーの蓋を開けるとカーボンブラシに辿りつきます。
しかし、カーボンブラシは左右ともに問題ない状態でした。
やはり原因は違うところにあるようです。
DSC00642.jpg

故障直後に上部カバーを開けて内部をチェックしていた際、
スピードコントローラー基板のホットメルトが発熱によってテロテロになっていたことを確認しています。
スピコンの部品が異常発熱で焼かれたのかもしれません。
基板には一見すると三端子レギュレーターやツェナーダイオードに見える部品があります。
これらはトライアックとトリガーダイオードです。
印字はそれぞれ「BTA12-600B」と「DB3 ST」です。
DSC00644.jpg

トライアックとトリガーダイオードの組み合わせは秋月の調光機を自作したことがあると頷きたくなる部品です。
同じような原理なので似たような部品です。
こちらは私が自作した例です。
電動工具を使用する際の必需品です。
タカチのYM-100に組み込んでいます。
DSC00777.jpg

…というのは原因を探る優先順位を惑わせるフェイントです。
トライアックは抑えたスピードを熱として放出するのは当然の仕様です。
スピコンは一旦無視しておきます。

何はともあれ心臓部の交流モーターを動作確認するのが先です。
ボール盤に搭載されているモーターの製造元は不明です。
製造メーカーやスペックを示す記載は一切ありませんでした。

モーターからの配線は黒線2本のみです。
これらはスピコン基板に繋がっているので切断して適当なACケーブルに直結させてみます。
安全のため外付けのスピコン(ヒューズ付)で回転数を下げてから恐る恐る動作確認してみましたが・・・ダメでした。
全く動きません。
エンジンの押しがけのように初動を人力回転させても無理です。
残念ながらモーターが死亡しているようです。
DSC00650.jpg


<モーター調達編>

このボール盤のモーターはミシンで使われているモーターと同一です。
現在の国産ミシンモーターは山本電気株式会社(YDK)のみ製造販売していて、
現行品には、YM-43(ローパワー),YM-61(ハイパワー)があり、
それぞれ新品で5000~6000円ほどです。

一般ミシンモーターはボール盤と違って反時計回りが基本です。
古いタイプのロックミシンなら一般ミシンとは逆回転(=時計回り)のモーターです。
これならそのままボール盤と同じ回転方向になります。
現行品で時計回りのモーターはYM-61の逆回転版となるYM-61Rのみが該当します。
価格はおよそ7000円。

新品モーターは高価なのでジャンクのロックミシンから部品取りをしようとヤフオクで探してみました。
ロックミシンから部品を流用する場合はモーターの回転方向に注意する必要があります。
中古ロックミシンは、JUKIのBabyLockシリーズが最も流通しているように感じましたが、
BabyLockシリーズは古い物でも大半(全て?)は反時計回りの一般ミシンモーターを搭載しているのでボール盤には流用出来ません。

今回調達したのは古いペガサスミシンです。
電源コード&ペダル無しで動作確認がされていないジャンク扱い品です。
マイナスネジが多数使われているミシンなので30年以上は前の物だと思います。
諸々2300円ほどの出費となりましたが半分以上は重量物ゆえの送料です。
古さは感じますがコンディションはとてもよいです。
DSC00757.jpg

とりあえず別のロックミシンの電源コード&ペダルを繋いでミシンとしての動作を確認します。
大丈夫!少なくともモーターは生きていることが分かりました。
DSC00764.jpg

モーターの型番はYM-40Rです。
現在YDKから製造販売されている時計回りモーターはハイパワーのYM61R(YM6*系)のみで、
ローパワーのYM4*系には時計回りバージョンの展開はありません。
しかし、このミシンに搭載されているモーターはYM-4*系の時計回りです。
つまり廃版品です。
回転数はYM4*系の方が速くても出力はYM6*系よりも落ちます。
ボール盤に重要なのは回転数ではなくトルクです。
ちょっと残念なモーターが採用されていました。
まあ小型ボール盤用途なら普通に使えるとは思いますけど。
DSC00742.jpg

YDKのミシンモーターの定格入力スペックは下記の通りです。
●YM4*系:90W
●YM6*系:120W

ボール盤(DP2250R)は消費電力200Wが公表スペックです。
「消費電力200W」なので搭載モーターの「定格電力」がそれ以下ということはないと思います。
つまりボール盤の純正無名モーターの方がYDKよりも圧倒的にハイパワーということです。
純正モーターの出所が知りたいところです。
そもそもこのボール盤の公表スペックは信じていいのでしょうか?

調達したミシンのモーターをボール盤に移植すれば復旧完了の見込みです。


<純正モーターの修理編>

モーターの死亡が判明して慌ててロックミシンを調達したのですが、
よくよく考えてみればモーター自体の分解をしないで諦めていることに気づいたアホです。
ミシンを購入した後ですが念のため壊れたモーターを分解してみました。

どうせコイルの焼きつけなら修理不能だと思い込んで分解していなかったのですが、
あろうことか目視で分かる簡単な不具合だったことが分かりました。
この赤線のハンダが剥がれています。
おそらく高負荷作業の熱でハンダが溶けて剥がれたのでしょう。
使われているハンダの質感を見たところ高温対応のハンダは使っていないように思います。
DSC00725.jpg

高温箇所には高温に対応したハンダで修理をします。
ちょうどよく手持ちに高温半田がありました。
以前、家電修理で必要になった際に購入した物です。
DSC00785.jpg

高温半田で修理後にAC直結で動作テスト。
案の定、直ってしまった・・・
張り付けていたマスキングテープが高速回転しています。
DSC00770.jpg

純正モーターの復活が出来たことは嬉しいはずが、
部品取り用のミシンを調達した後だったので何とも言えない気分です。


<修理完了>

復活した純正モーターを元通り組み込んだら修理完了です。
木材にホールソーで直径64mmの半円穴を開けました。
バッチリ直っています。
DSC00773.jpg

ホールソーで中途半端な穴(中心軸がはずれた穴)を開けるのは、
真円穴を開けるよりも大きなパワーが必要になる感覚があります。
電動ドリル(手持ち)では怖くて絶対に出来ません。
こういう酷使ばかりしているからモーターが壊れるんですよね。
私の用途だともっと大きなモーターを搭載しているボール盤を使うべきなのでしょうが、
住環境の問題でなかなかそうもいかないんです。

全体像写真が1枚も無かったので最後に以前の使い回し画像を。
普段は、この写真のように純正バイスとマイクロクロステーブルを合体して使っていることが多いです。
DSC09173.jpg

  1. 2016/09/18(日) 00:53:54|
  2. 工作
  3. | コメント:0

利根川河口堰の萌えキャラ カコちゃん

千葉県と茨城県の境、利根川サイクリングロードの河口終点に利根川河口堰があります。
河口(海)にほど近いため河川へ海水の逆流を防止するのが主目的の施設です。
巨大な逆止弁のようなところです(そんな単純ではないが)
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天端が車道になっているため「利根川大橋」という呼称の方が一般的かもしれません。
IMG_20160910_122721.jpg

9/10(土)、サイクリングがてら訪れてみました。
しかし、まあ…でかい。
どうやって写真撮るの?
写真撮影の場所を悩む巨大さです。
細かく各設備の写真を撮るなら一日がかりで楽しめそうです。
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管理所で貰った物。
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ここではダムカードを配布しています。
職員さんから最初に受け取ったカードがver1で事前情報と違いました。
「あれ?最新はver2ではないんですか?」と聞いてみたら「ああ、間違えたかも」といったトーンで両方とも頂きました。
たまたま1枚だけ残っていたver1が紛れ込んでいたのでしょう。

大抵のダム管理所では案内パンフが置いてあります。
こういうのは一応貰っておいて帰宅後になんとなく読んでみるスローライフを楽しんでいます。
今回、子供向けのパンフに目線が釘付けになりました。
年季の入ったデザインを感じさせる萌えキャラ「カコちゃん」と少年の「坂東太郎くん」。
いや、別に萌えキャラではない。
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魔法の箒ならともかく、なんで掃除機に跨っているのでしょうか。
そういうギャグだとしても何も説明されていないのがシュールすぎ。
古臭さが1周回って「味」になっているので後世まで末永く残してほしいです。
DSC00796.jpg

以上、「カコちゃん」と「坂東太郎くん」を紹介したいためだけに書いた記事でした。


おまけのライド話

我が家から利根川河口堰までは自走往復で300キロくらいあります。
「全て平坦基調だし別に大したことはない」と考えるのは正しくおかしな自転車乗りの典型ですが、
自分は東京スカイツリーの押上まで輪行してから走ったという雑魚。
これで往復90キロの削減です。

今回の行程、利根川河口堰まで往復200キロ強のうち約50キロ×往復=100キロは利根川サイクリングロードです。
私は初めて走る場所です。
サイクリングロードに入ると即座に強めの向かい風がお出迎えです。
軽量級の自分には25km/h巡航でも終点まで維持するのは辛いくらいの向かい風です。
そんなわけで同じようなペースで単独ライドをしていたキャノデ乗りのお兄さんに「先頭交代しませんか?」と声をかけてみることに。

こちらの目的地である利根川大橋よりも20キロくらい手前の位置で折り返すとのことで、
「それじゃ、ずっと先頭牽きますよ」というお言葉に甘えてツキイチライド。
いやー、ラクです(笑)
斜め風の2人エシュロンなトレインで世間話をしながら大幅に時間短縮出来ました。
ありがとうございました。

道の駅さわらでお別れです。
地元の人には当たり前の施設なのでしょうが、
サイクリングロードから直アクセス出来る立地とは素晴らしく便利ですね。
ちょうど古い大工道具のフリーマーケットを開催していたので復路で寄ることにしました。
IMG_20160910_133425.jpg

道の駅の前は利根川が湖のような景色になっていて素敵です。
水鳥もたくさん見かけました。
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利根川サイクリングロードはとてもいい環境ですね。
多摩川CR、入間川CR、荒川CRと比べて自転車乗りが圧倒的に少なくビックリ快適です。

どうでもいいことですが元も子もないことを言うと
自分は河川敷のサイクリングロードに苦手意識があります。
風を遮る建物がないから往復だと片道は向かい風が確定するし、
一般車道のように自動車によるスリップストリームの恩恵はないし、
信号ストップで適度な脚休めも出来ないし、
自転車乗りのくせにサイクリングロードを避ける行程にすることも多い人だったりします。

  1. 2016/09/12(月) 22:59:30|
  2. ライド
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ホイール振れ取り台の修理

自転車ホイールの振れ取り台にミノウラの製品(FT-1)を使用しています。
軽量な折り畳み式の振れ取り台なので剛性感に乏しいのですが、
代わりに収納性がよいので日本のホームユース向け道具としては決して悪くない製品だと思っています。
剛性不足ゆえに時間がどれだけかかろうが自分自身のための作業であれば情熱次第です。
ホイール1本組むのに何時間でもかけてやりましょう。
DSC09123.jpg

でも・・・これを業務使用しているショップがあったら仕事の精度が低そう、と勘繰ってしまいますが、
あるショップで、どう見ても整備道具の扱いで置いてあった姿を目撃したことがあります。
それならいっそのことポジティブに「プロも愛用する道具」と言い切ってしまったほうがいいですね(皮肉)

さて、我が家の振れ取り台が使用中に壊れたことがあります。
振れ取り台の横振れ検知アームは左右同時に使うことはないので、
ミノウラの振れ取り台では使わない側のアームを大きく広げて邪魔にならないようにカチっとロックが出来ます。
そのロック機構の左アーム側が破損しました。
黒いプラ部品です。
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固定機構がなくてもゴムバンドや紐で結びつけるとか、
ホイールを都度ひっくり返して片側アームだけで作業するとか、
完全使用不可になったわけでもないので工夫しながら使うことは可能です。
でもこのまま使い続けているのはやっぱり不便です。

「ホーザンの重厚な振れ取り台(絶版)に買い替えろ」という天のお告げでしょうか。
いやいや、私はこの収納性のいい振れ取り台を使い続けたいのです。
マニュアルから補修部品を調べると「TG-7」という部品です。
部品一覧では「TG-7:上部カバー」と記されています。
ft1_tenkai.jpg

ミノウラに限らず、こういう補修部品は本当に取り寄せが可能か不安があります。
取り寄せが出来ても補修部品はバカみたいに高額ということもあります。
最近だと「本当に日本国内で買った?ガイツーだったら知らんよ」っていう新しい展開になることもあるようですね。

さて、結果は・・・300円弱という極めて良心的な価格でした。
旧製品TrueProの表記があるラベルです。
DSC00710.jpg

並べてみます。
左が破損部品。
右が新品。
DSC007120.jpg

交換は六角レンチとプラスドライバーだけで簡単に完了します。
これで左アームが固定出来ない不便さから解消されました。
DSC00722.jpg

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今回、大手ショップで部品の取り寄せをしてもらいましたが、
販売システムにはこの部品の登録がない=発注履歴がない、とのことでした。
アームのロック機構はプラ部品の細い部分をを歪ませているので今後もまた壊れないか少々不安がありますが、
大手ショップで部品の登録がないのならあまり壊れることがない部品なのでしょう。
今回は私の運が悪かっただけと思うことにします。
壊れるほど使うならもっと上質な振れ取り台に買い替えたほうがいいかもしれませんね。

  1. 2016/09/04(日) 21:58:14|
  2. カスタム・メンテ
  3. | コメント:0

外出先でのシフトワイヤー破断時のエマージェンシー対処

外出先でのシフトワイヤーの破断トラブルは、
自転車趣味をそれなりに続けていれば大半の人が経験していると勝手に想像します。

私はクロスレシオなスプロケットで走行中に四六時中変速機を動かしているのが好みです。
フロントギアは極端に小さく、リアスプロケットはロー23Tのクロスレシオ、
これで平地巡航の際にリアトップ付近のギアまで細かい変速を常用出来るようにしています。
スプリントや下りの加速でハイギアが足りないなら競輪選手のようにケイデンス150以上で回せるように頑張ればいいだけです。
・・・といっても私は頑張りませんけど。
DSC00627.jpg

外出先でシフトワイヤーが切れたことは幾度も経験しています。
日常点検でトラブルが起きる前に交換しようと思っていても切れる時は予兆なく切れます。
人一倍、変速機を動作させているせいもあってか、
他の人よりもシフトワイヤーを切ることが多いと思っています。
近年はパンクよりも多いトラブルなので変速の酷使っぷりを分かって頂けるかと思います。
こちらはつい先日破断した写真です。
STI(ST-6800)内部でほつれています。
DSC005900.jpg

シマノのSTIに通すシフトワイヤーが触覚形状の製品を使用していた時は、
交換用の予備シフトワイヤーを常時携帯していたこともありました。
DSC00615.jpg

時代は変わりシマノのSTIの現主流はドロップハンドルにシフトワイヤーを這わせてバーテープで隠す内装タイプです。
触覚STIは最新シリーズだと、Claris、Turnyの2グレードに残すだけとなってしまいました(2016年8月現在)。
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シフトワイヤーの破断時は、
大抵の場合STIの内部でケーブルがほつれるように発生するので取り除くことが大変なこともあります。
触覚STIだったらそれほど苦労せずに取り除けることも多いのですが、
内装STIではバーテープを剥がしてアウターワイヤーを完全に露出させないとうまく作業が出来ない状況もあります。
ていうか、大抵の破断時はバーテープを剥がさないとダメでしょう。
先端の細いワイヤーカッターが使える状況なら話は別ですが。

更に言えば自分の使用しているメインバイクのインナーワイヤーがフレーム内装型なので厄介です。
シフトワイヤーを交換するには、自宅でじっくり腰を据えても1時間はかかります(ノロい人です)。
DSC00630.jpg

このように道具の限られた外出先だとシフトワイヤーを丸ごと交換するのは、
手間がかかりすぎて非現実的なケースが増えていないでしょうか。


話は反れますが・・・
触覚STIの廃止やワイヤーのフレーム内装はデメリットばかりで、
それに見返るほどのメリットがないと思うんですよね。
現在はそれが主流になっているので抗うことなく諦めますけど。



では、外出先でシフトワイヤーが切れたらどうするか?
自宅へ帰宅するための一時対処として以下のような物を用意しておくと短時間で対処が出来て道具も嵩張らずに便利です。
ようするにリアギア位置を固定してフロント変速だけで走れるようにします。
固定ギア化をする場合にどのギア位置がベストかは普段からある程度決めておくといいです。
DSC00607.jpg

<短いシフトワイヤー編>
シフトワイヤーを短くカットした物です。
先端は、ほつれないようにハンダで固めています。
ステンレス製のワイヤーだとハンダ固定は難しいのでスチール製のシフトワイヤーの方が扱いやすいです。
私はママチャリで使い古したシフトワイヤーを再利用しています。
DSC00593.jpg

まずは破断した既設のワイヤーを引き抜く必要があります。
前述の通り完全に抜くのは道具の限られた出先のトラブル対処だと難しいと思います。
ディレイラー付近だけワイヤーを外したらフレームにガムテープ等で固定しておきます。
短いワイヤーをリアディレイラーに入れて引っ張りながらクランクを回します。
好みのギア位置になったらワイヤーを固定します。
微調整はアジャスターでどうぞ。
これだけです。
DSC00595.jpg


<ロングボルト編>
最近思いついた方法です。
ググってもこの手法が見つからなかったので今回の文章にするきっかけとなりました。
この文章を読んだ方、よければ真似っ子してください。

こちらの方法だとシフトワイヤーを抜く必要はありません。
リアだけではなくフロントワイヤーが切れた時も同じ考えで対処可能です。
走行してみて「このギアより2段下げた位置で固定したい」という時の大きな調整も容易です。

M5の少し長めのボルトを用意しておきます。
先端の角は、グラインダーで斜めに削ってからダイスでネジ山を修正しておきます。
DSC00634.jpg

ディレイラーを手で押し込みながらクランクを回してスプロケの固定位置(チェーンの位置)を先に決めておきます。
ディレイラーのトップ側調整ボルトを外して、このロングボルトに交換します。
交換したボルトを回して固定ギアにしたいところでトップ稼働の上限位置を設定します。
ヘッドサイズが大きいボルトなら工具を使わずに指で回すことが可能です。
DSC00597.jpg

以上は、現在ロードバイクで主流のトップノーマルのディレイラーのやり方です。
ローノーマルのディレイラーでこの対処をする場合はロー側調整ボルトを交換することになるのでご注意ください。

ただし、この方法で中間ギアあたりに固定すると
ボルトの先端がディレイラーのボルト受け部分に対して斜めに接触します。
変速するわけではないので帰宅までの一時対処なら何ら問題はないと思いますが、
メカ好きな人ほど精神衛生上よろしくないのが難点です。
DSC00602.jpg

私は過去にリアのシフトワイヤーが破断して静岡県沼津市から埼玉県所沢市の自宅までリアギアを固定して走ったことがあります。
当時のギア構成がフロントトリプルゆえに3段変速が可能だったので、さほど苦労せずに走りきれたと記憶しています。
それをきっかけにシフトワイヤーを携帯するようになりましたが、現在のメカ事情だと意味がなくなったので、今は上述の緊急グッズのみにしています。
このようにフロントトリプルギアはエマージェンシーでも対処しやすい前例があるので、
長距離ライドが中心の人は導入検討をおすすめします。

  1. 2016/08/21(日) 22:34:39|
  2. カスタム・メンテ
  3. | コメント:0
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