走る趣味はございません

自転車話のブログ。たぶん。

カーボンフレームに穴を開けて3rdボトルケージ台座の増設

カーボンフレームにドリルで穴を開けて、
サードボトルケージ台座を増設しました。
DSC02152.jpg

まずこちら、私のロードバイクの1台ですが、
アルミフレームのダウンチューブ下に第3のボトルケージを増設しています。
工具用のツールボトル(ツール缶)専用です。
フレームに穴を開けて台座を打ち込んでいます。
数年前に施行しました。
ナッター打ち込み2

ツーリング時に750mlのダブルボトルで計1.5Lのドリンクを用意しておけば、
100キロ走行でも追加給水は不要です。
ノンストップ100キロのツーリングが可能です。
さらにツール缶を利用したい人には3rdボトルケージがおすすめです。
「重量増でも関係ないぜ!」と言い張っておきます。

シングルドリンクボトル+ツールボトルで組み合わせる普通の人には無用の話?
いやいや、ツールボトルはダウンチューブ下に配置した方が重心を下げられるので走行性が向上します。
・・・というのはいささか誇張表現ですが、
車体を振り回すダンシング時に安定感は向上すると思います。

ちなみにダウンチューブ下にボトルケージを取り付ける案はだいぶ昔に自分で閃いたのですが、
その当時、試しに調べたら既に2,3件の事例が見つかりました。
皆、思いつくことは同じですね。
それから年月が経ち今現在ではメジャーな方法として確立しているように感じます。
とは言ってもフレームに穴を開けて台座を増設している事例は少ないです。

今回、友人のフレームで3rdボトルケージ台座の増設をしました。
何が起きても無責任・無保証が前提です。
対象はカーボンフレーム。
この施行により応力が落ちることに繋がりますがそれも含めて作業前に伝達済みです。


では、作業。


必要な特殊工具はこちら。
「ナッター」という専用工具でボトルケージ台座のブラインドナットを打ち込みます。
大体5000円くらいから購入可能な工具です。
昔、大量のリベットを打ち込む必要に迫られた時に購入した物です。
今回の作業は2個の台座を打ち込むだけです。
「ちょっとナッター」という格安な簡易工具でもいいかもしれません。
でも、ナッターやリベッターを持っていればいろいろと工作の範囲が広がるので、
工作が好きな人はぜひ購入してみてください。
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台座を増設するベスト位置は使用するボトルケージやツールボトルにより異なります。
また、使用するチェーンリングによっては、
高ケイデンスでフロント変速をした瞬間にチェーンが飛ぶような変速動作をすることがあります。
昔、私が使用していたトリプルクランクがそういう動きをしていたことを確認しています。
そのため位置によってはボトルとチェーンが擦ります。
ではどこに増設するのがベストか?と言うと
一旦、簡易増設型のボトルケージクリップ等で実験してみるのが確実です。
ちなみにダウンチューブの中心線よりも若干左寄りに増設すればギア周りの干渉を受けにくくなりますが、
中心から外れた位置では美しくないので穴開けに勇気がいります。
DSC02143.jpg

ちなみにですが、クロモリフレームであってもM5のネジ山をフレームに直接ネジ切りしようとしてもフレームの厚み的に無理です。
過去、ママチャリにボトルケージ台座を増設した際に直タップを検討しましたが、
ママチャリのフレームでさえネジ山を作るには肉薄なのでスポーツ車ならなおさら無理です。
内側にナット用のステーを突っ込めるなら別ですが作業難度は高いと思います。

穴開け位置が決まったら7mm強の下穴を開けます。
フレーム内部に削りカスが落ちるので作業完了後の内部掃除は持ち主に任せます。
ブラインドナットを打ち込むナッター作業の力加減は要注意です。
力任せではブラインドナットの周囲が変形するので加減の見極めが重要です。
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慎重なトルクで2個の台座を打ち込みました。
台座の周囲に傷が多いのは、もともとELITEの「ボトルケージクリップ」を使っていた跡のようです。
私も過去に使ったことがあるのですが「ボトルケージクリップ」はフレームに激しく傷が付きます。
その後、施主は「どこでもケージホルダー」に乗り換えたようです。
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3rdボトルケージを取り付けます。
シフトワイヤーが外装の場合は、肉厚のスペーサーを入れてからボトルケージを取り付けます。
ボトルケージを若干浮かせることでシフトワイヤーとの干渉を避ける目的です。
内装ワイヤーや電動コンポなら関係の無い話です。
ツール缶を装備したら完成です。
バッチリ!!
DSC02150.jpg


最後に・・・

ダウンチューブ下のボトルケージ台座は、
フレームの標準装備になってほしいと思っているのですが、
私の知る限りロードバイクではそういった市販フレームを見たことがありません。
(※ロード以外なら有り)

まだまだ3rdボトルケージは流行っていないということでしょう。
今回記事のように穴を開けて増設するかは別として、
ぜひ多くの人がボトルケージクリップ等を使って3rdボトルケージを導入してほしいです。
いつか、メーカーの標準仕様になってくれることを願っています。

あと、走行中に3rdボトルのツールカンが吹っ飛んだ経験があります。
何らかの方法でロックする工夫はしておいた方がいいです。
②ベルト化


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  1. 2017/06/18(日) 21:53:59|
  2. 工作
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OnebyESU ナロウサーティー「スピード」と「ソウル」サドル

会社「東京サンエス」の
ブランド「OnebyESU(ワンバイエス)」の
シリーズ「ナロウサーティー」の
サドル「スピード」を購入しました。

スポーツバイク乗りにとってサドルを交換することは一大事です。
何を使ってもしっくりこない感じがして、
各種サドルを試しまくる泥沼に足を踏み入れてしまいそうな瞬間です。
DSC02119.jpg

「ナロウサーティー」というサドルは東京サンエス社の独自シリーズです。
サドルレール幅(軌間)が一般的な43mmではなく30mmという規格外のキワモノです。
サドルが普通よりも細いのでペダリング時に内股がサドルに干渉しません。
ナロウサーティーを使えばパワーロスの度合い低いという理屈です。
普通のサドルと乗り比べてみればペダリング時にスカっと回せることは明らかです。

でも・・・そういうのは慣れてしまうとどうでもよくなってきます(笑)
とりあえず・・・普通のサドルを使ってる人と比べて、
ナロウサーティー派はパワーを無駄にしない省エネ走行が出来ていると思い込むことにしましょう。

また、ナロウサーティーを使用するには専用のシートポストが必要となるので要注意です。
一般規格のシートポストを使いたければクランプ部を自作することになります。

もともと私は同シリーズの「ソウル(SOLE)」というサドルを2年以上使用していました。
参考記事。
DSC09258.jpg

「ソウル」も悪くは無いです。
スポーツバイク用のサドルとしては柔らか目の分類になると思います。
私は硬いサドルがめっぽうダメな人なのでまあまあ気に入っていました。

自分は貧乏人の典型としてロングライドでも輪行せずに自走往復していることが多いです。
長距離になる機会がそこそこあるので「ソウル」は向いていないように思えて買い替えることにしました。
ナロウサーティーシリーズのコンセプトは捨てがたいので、
同シリーズの中で「ソウル」よりも若干柔らかい「スピード」の購入というわけです。

「スピード」には男性向け「スピードメン」と女性向けの「スピードレディース」が展開されています。
「スピードメン」の対義語は「スピードウーメン」じゃないの?と突っ込みを入れたくなるのは協調性のない捻くれ者の私だけです。

今回購入したのは「スピードメン」のほうですが、
「スピード」を使いたい用途を考えると男性でも「スピードレディース」の方がいいかもしれません。

<形状>
ナロウサーティーシリーズ全般に言える特徴ですが、
サドル側面にはレールを覆い隠すエラのような部分があります。
このエラは「ソウル」以外のナロウサーティーシリーズ全種に共通しています。
設計上のこだわりでしょうか?
エラはサドルの歪み防止?
ペダリングのガイドの役目?
よく分かりません。
ペダリングガイドの役割にはなっていないと感じます。
そもそも内股が擦りません。
体系によるかもしれませんが。
DSC02127.jpg

<実測重量>
それぞれほとんど同じです。
外見上は「スピード」の方が重そうなのに誤差程度です。
決して重いサドルではありませんが、
昨今の軽量サドルに比べてしまうと・・・重いですね。

ソウル231g
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スピードメン235g
DSC02125.jpg

<距離別感触>
あくまで私の感想です。
人によっては1km走っただけでも苦痛を覚えるかもしれないし、
逆に600km走っても快適ということだってあるでしょう。

ソウル
一日で連続走行した距離別の感触は以下の通りです。
山岳コース、平坦コース、といったコース別の違いはあまり感じません。

~100km:普通に快適
~150km:強がって快適と言い張る
~200km:違和感あるがまだ平気
~250km:痛みに近い感覚
~300km:苦痛
「ソウル」ではこれ以上の連続長距離走行は経験していません。

スピード
新たに購入した「スピードメン」を取り付けますがサドルの交換は面倒くさいですね。
ポジション調整が必要になるのでそれだけで一日が潰れます。
取り付けた翌日に早速実走してみました。
コースは完全平坦の200キロ。

「平坦のみ200km走ってもつまらなくないの?バカなの?死ぬの?」と突っ込みがありそうな被害妄想ですが、
ちょいとダムカードを貰いに行ったのが目的です。

~100km:普通に快適
~150km:まあまあ快適
~200km:まだ快適と言い張る
narow30_200km.jpg

ナロウサーティーにオルトリーブのサドルバックの取り付けは過去記事の こちら です。
「ソウル」と同じ手法で「スピード」もオルトリーブに対応可能です。


比較結果

「ソウル」と「スピード」。
はっきり言うとあまり変わった感じがしません。
200km実走してみると僅かながら「ソウル」よりも「スピード」の方が快適ですが劇的に変わったとは思っていません。
更なる長距離となれば怪しいです。
ナロウサーティーシリーズにはこれらよりも柔らかい「アース」「クルーズ」というサドルもあります。
それらも試してみたいのですが、少なくとも1年以上は「スピード」を使い続けます。

  1. 2017/06/06(火) 21:53:08|
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続・成木ダムカード

先日自作した「成木ダム」のダムカード。
成木の家に張ってもらってます。
スーパースペシャルレアカードです(大嘘)
写真整理でなくなったら展示終了。
というか、全く大したことのない物です。
ただの一発ギャグです。
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NARIKIヒルクライムレースの協賛wiggle。
海外レースで実際に使われていたノボリがレース主催のKFCに届いたようです。
今年のNARIKIレースから立つようです。
そんなレース開催前日の景色でした。
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  1. 2017/05/27(土) 21:52:34|
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成木ダム

青梅市成木の常盤林道は、
毎年5月末にヒルクライムレースが開催されています。
今週末はレース前週ということもあって腕試しに来ている自転車乗りでとても賑わっています。
上り下りを3回くらい繰り返している剛の者が成木の家で休憩していたので、
私もお付き合いさせて頂いて連続で登ってみましたが2回で限界です。
ヘトヘトです。
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林道は地元の方々とKFCの方々によりとても綺麗に整備されています。
レースに興味がない人でもサイクリングに最適な季節の成木です。
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林道の下りは気を付けましょうね。
この週末に見かけた光景です。
下りの転倒でホイールがポテチになっていました。
本人が受け身の達人だったのか、
盛大にぐるぐる回転するほどの転倒でもカスり傷で済ませた猛者だったようです。
不幸中の幸いです。
ちなみに私は林道の下りは時速20km/h程度です。
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常盤林道のピークにある水場はイベント仕様で堰止められています。
水が溜まっているとブヨ(ブユ)が多いのでご注意を。
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下記は前年度レースの写真ですがポリタンクを冷やすためです。
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この堰き止めの様態が美しい。
まさにダム。
IMG_20170520_114616.jpg

ダムカードを作ってみましたw
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●所在地:東京都青梅市
●河川名:荒川水系成木川
●型式:重力式ウッドダム
●ゲート:2段式木製ゲート1門
●堤高・堤頂長:40cm・30cm
●総貯水容量:1㎥
●管理者:成木地区

標準ダムカードと比べてみたら色合いがだいぶ違うけど
イレギュラーカードも含めて見れば気にならないし、
もうカード作成に飽きたので修正せずに終わり。
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  1. 2017/05/21(日) 21:33:18|
  2. ライド
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旋盤のスピコン修理

ボリューム部品を交換しただけの話を長々と。

使用開始からまだ数カ月程度の工作機械「卓上ミニ旋盤Compact3」。
これの電気系統に不具合があるようで電源スイッチ兼スピードコントロールを回しても電源がONにならなかったり、
ONになってもモータースピードの不安定さを感じるようになりました。
スピコンのボリューム部品の物理故障が濃厚です。
DSC02055.jpg

仕方なくボリューム部品の内部に接点復活剤を少量吹きかけて一時凌ぎをしていました。
ボリューム部品を分解した経験があればすぐ分かることですが、
接点復活剤を吹きかけると内部グリスを洗い流している行為になるのであまり褒められたものではありません。
そもそも旋盤Compact3に搭載されているボリュームは粗悪品を採用しているように思えるので交換したほうがよさそうです。


余談ですが、この部品の名称は「可変抵抗」「ボリューム」「ポット」等、人によって言い方がまちまちです。
日本国内で「ポット」という言い方をするのは楽器関連の電子工作愛好家だけに思えるので、
他の分野の人を相手に「ポット」と言ってしまうと
( ゚д゚)ポカーン とされるかもしれないので要注意です。
秋葉原の一部店舗では2000年代に入ったくらい(?)から「ボリュームポット」と表記されるようになった気もしますが、
でもやはり日本国内では一般的な言い方ではないでしょう。
ネット上で「ボリューム ポット」のキーワードで検索するとほとんど全てがギターの機材の話題に繋がります。



旋盤のコントロールパネルを開けるとボリューム部品の形式「B4K7」が確認出来ます。
「Bカーブ」「4.7KΩ」「SW付き」です。
4.7kは真空管時代ではない半導体時代の抵抗やコンデンサだと一般的な数値ですが(E24系列やE12系列)、
例外的にボリュームは区切りのいい数値で製造されていることがほとんどです。
4.7kΩのボリュームを秋葉原で探してもなかなか見つからないでしょう。
探すだけ無駄なので5kΩで代用する「B5KΩSW付き」を使う方針にします。
とはいえ「SW付き」の条件が付いてしまうと
どっちにしたって入手性が悪いのでパーツ屋をくまなく捜し歩く必要があります。
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秋葉原までフラットペダルのロードバイクでレッツゴー。
手持ちの電車通勤定期券を使えば130円で行けるのにわざわざ自転車で所沢から秋葉原まで行くアホです。



秋葉原で電子部品屋を一通り巡ってみました。
近年アキバの部品屋は著しく減少傾向にあるので、
それほど時間はかからずに巡回出来てしまうのは悲しいことです。
ここ数年の大きな出来事だと 鈴商電子、ラジオストア、ニュー秋葉原センター(の主要店舗)、ヒロセがなくなってしまいました。
また、小規模店舗の店主は高齢の方が多く、
これから20年後に秋葉原で電子部品の購入を出来る店がどれだけ残っているのかとても不安です。

さて、秋葉原をくまなく探してみた結果です。
欲しいものは「B5KΩSW付き」

Aカーブの「A5KΩSW付き」ならいくらでも見つかります。
自分が見かけた中での最安値は80円だったと思います。
しかし旋盤のスピコンがAカーブでは使いにくいでしょう。
Aカーブによる妥協は出来ません。

Bカーブでも10kΩの「B10KΩSW付き」ならそれなりに見つかります。
「5kΩが10kΩになっても別によくね?」という妥協案が頭をよぎるのですが精神衛生的に嫌です。

SW付きではない「B5KΩ」ならどこでも売っているのですが、
代わりに電源用のSWを別途増設するのは旋盤コントロールの利便性(安全性)から却下です。

最終的に「B5KΩSW付き」は2店舗の店頭在庫を確認出来ました。
私が訪れた日に休業していた店舗までは分かりません。
また、店先に陳列されていなくても尋ねれば倉庫から出してくれる店もあるかもしれませんが、
わざわざ尋ねると値段に関わらず購入する雰囲気になるのが嫌なので聞いていません。

結果、店頭で取り扱いを確認出来た一つはラジオセンター1Fです。
430円で販売されていました。
高々ボリューム部品が430円とは高価に感じます。
もう1店、ラジオデパートの2Fで見つけた物は1200円!!
先に見かけた430円があまり高価に思えなくなりましたw

かつての鈴商電子やニュー秋葉原センターに訪れていれば、
簡単に格安品が見つかっているような気もするんですが店仕舞いをした店舗を想像しても仕方ないですね。

というわけで少々高くても仕方なく430円のボリュームを購入。
日本商社(兼メーカー)が卸している台湾メーカーの製品です。
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ハンダごてを使用してさくっと交換しておきます。
こちらが摘出したオリジナル部品のボリュームです。
新規購入したボリュームと比べると品質は低そうです。
こういうことは写真だと伝わらないですね。
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どうでもいいことですがボリュームシャフトのナット固定にはボックスレンチを使います。
今回のケースだと普通にスパナを使って固定してもいいのですが、
なんとなく電子工作ではボックスレンチを使いたくなります。
ちなみにこのボックスレンチは自転車整備工具でもお馴染みのホーザン製です。
DSC02060.jpg

ボリュームつまみは手持ちにローレットシャフト対応があったので併せて交換しています。
ちなみに旋盤のオリジナル部品はシャフトがローレットなのにツマミは非ローレットでした。
作業完了後、動作の不安定さが解消されてキビキビ快適になりました。
当たり前のことが当たり前に出来る幸せです。
DSC02066.jpg

卓上ミニ旋盤Compact3を使用している方は、
電気街に行く機会があれば「B5KΩSW付き」を補修備品に確保しておくことをおすすめします。
急を要する必要はありませんが購入出来るうちにどうぞ。

  1. 2017/05/14(日) 22:58:15|
  2. 工作
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